台湾の記者会見・発表会チェックリスト:進行、撮影、配信、メディア対応
台湾の記者会見はどんな進行?
30〜60分に収めるのが基本です。司会の開会、企業代表のあいさつ、製品や発表内容、メディアの質疑応答、最後にフォトセッションという順番が一般的です。長引くと記者は次の取材に向かってしまいます。
60分の記者会見の例:
| 時間 | 内容 | 撮影・配信のポイント |
|---|---|---|
| 2時間前 | 機材搬入 | カメラ設置、回線テスト、音声接続 |
| 1時間前 | メディア受付 | 受付風景、会場全景 |
| 0:00 | 司会の開会 | 配信開始 |
| 0:05 | 代表あいさつ | 登壇者のアップ |
| 0:15 | 製品発表、映像、デモ | 製品のアップ、スライドは直接配信へ |
| 0:35 | ゲスト・パートナー登壇 | 複数人のショット |
| 0:45 | 質疑応答 | 質問者の音声も拾う |
| 0:55 | フォトセッション | 登壇者、ゲスト、製品 |
| 終了後 | 囲み取材(聯訪) | 録画や追加撮影 |
案内状は3〜7日前、大きな記者会見なら2週間前に送ります。
カメラと配信の計画
まず誰が見るかを決めます。会場の記者だけならカメラマンと録画カメラ1台で十分です。取引先、日本本社、一般の視聴者にリアルタイムで見せたいなら配信が必要です。
| 規模 | おすすめ構成 | 当社料金 半日(NT$、税別) |
|---|---|---|
| 小規模、登壇者1人 | カメラマン+録画1台 | 23,000〜29,000 |
| 配信ありの一般的な発表会 | 配信1台+カメラマン | 38,000〜48,000 |
| 新製品発表、複数ゲスト、デモ | 配信2〜3台+スイッチャー+カメラマン | 60,000〜78,000 |
| カメラ4台以上、LED ウォール | パートナー制作チーム | 90,000〜、個別見積もり |
相場の参考:PRO360 では記者会見の撮影が半日約 NT$5,000〜12,000、台北の配信会社は1.5〜2時間・カメラ1台・1プラットフォームの記者会見配信を NT$30,000〜80,000 としています。全プランは料金ページにあります。
カメラ位置:
- カメラ1:演台の正面、登壇者のミディアムショット
- カメラ2:横から、製品のアップ、ゲスト、会場の反応
- カメラ3:全景、または質疑応答の質問者
- スライドと映像:PC から直接スイッチャーへ。スクリーンを撮らない
記者が必要とするもの:音声分配器と映像
テレビやネットメディアはクリアな音声を求めます。マルチボックス(音声分配器)は演台マイクの音を複数に分け、各社が直接録音できるようにする機材です。演台にマイクが並んで登壇者の顔が隠れるのを防げます。
- メディア席の前に置き、ラベルを付け、想定する社数分の出力を用意する
- 会場や音響会社にあるか確認し、なければレンタルする
- テレビ局が映像を直接欲しい場合は、見積もり依頼時に伝えていただければ出力を計画します
- メディア席には電源と安定した回線を用意し、記者がその場で記事を送れるようにする
バックパネルと照明
バックパネルはすべての報道写真の背景になります。
- つや消しの素材にする。光沢素材はフラッシュや照明を反射します
- ロゴは登壇者の頭の高さで左右に配置し、どこに立っても写るようにする
- 登壇者の顔に正面から光を当てる。天井の照明だけだと目元が暗くなります
- LED ウォールを背景にする場合は明るさを下げる。登壇者がシルエットになります
報道用写真はいつ必要?
プレスリリースは会見後数時間で出すことが多いので、写真の納品方法は事前に決めましょう。
- 必須カットのリストを作る:登壇者のアップ、製品、ゲストの集合写真、会場全景
- 現場の広報担当者を一人決め、先に編集するカットを選んでもらう
- 当社の編集済み写真は通常3営業日以内、48時間特急は20%増し。数時間以内に必要な場合は予約時にご相談ください
詳しくはイベント撮影サービスをご覧ください。
YouTube、Facebook、LinkedIn への配信
各プラットフォームの権限は事前に準備します。
- YouTube:チャンネルの確認が済んでいて、過去90日間にライブ配信の制限がないこと
- LinkedIn Live:フォロワーまたはつながりが150超、作成から30日以上、外部の配信ツールが必要。会社ページは管理者のみ配信可能
- Facebook:Live Producer でページを選び、サーバー URL とストリームキーを共有。キーを知っている人は誰でも配信できるので取り扱いに注意
複数プラットフォームへの同時配信は見積もり時にお知らせください。当社の配信はすべて有線回線と 5G バックアップを使い、現地録画もします。確認事項はライブ配信見積もりチェックリストにまとめています。
記者会見までのスケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4週間前 | 会場・日程を決め、映像チームに見積もりを依頼 |
| 2週間前 | 大規模なら案内状を送付、配信プラットフォームの権限を確認 |
| 1週間前 | 進行表、登壇者、必須カットを確定。分配器と回線を確認 |
| 3日前 | 通常の案内を送付、スライドと映像を確定してスイッチャー担当へ |
| 前日 | 下見かリハーサル、回線テスト |
| 当日 | 2時間前に搬入、1時間前にテスト完了 |
| 終了後 | 写真は約束どおり、編集映像は5営業日以内 |
よくある失敗
- スライドをスクリーン越しに撮り、配信で読めない
- 分配器がなく、演台がマイクで埋まる
- 光沢のあるバックパネルで、全写真に白い反射が入る
- 前日になって LinkedIn アカウントで配信できないと気づく
構成例は記者会見・発表会のページ、配信の全体像はイベント配信のやり方をご覧ください。
よくあるご質問
記者会見の配信にカメラは何台必要?
登壇者が一人なら1台で足ります。製品デモ、複数のゲスト、質疑応答がある場合は、カメラ2〜3台とスイッチャー担当がいると、登壇者、製品のアップ、会場の質問者を押さえられます。
報道用の写真はどれくらいで届く?
編集済み写真は通常3営業日以内、20%増しで48時間特急も可能です。数時間以内に必要な場合は予約時にお知らせください。現場での写真選定を組み込んでお見積もりします。
YouTube、Facebook、LinkedIn に同時配信できる?
各アカウントを事前に準備すれば可能です。LinkedIn Live にはフォロワーまたはつながり150以上、アカウント作成から30日以上などの条件があるので、早めに確認してください。
日本語で対応できますか?
はい。日本語、英語、繁体字中国語、韓国語に対応しています。日本本社向けの配信も相談できます。
写真と映像は別チームにすべき?
はい。カメラマンは報道写真に、映像チームは配信に集中でき、撮影位置の取り合いになりません。
見積もりツールなら、時間、カメラ台数、オプションを数秒で合計できます。